山下美月と山本美月は錯覚するけど、山本リンダとの違いなら判る

山下美月、山本美月、山本リンダ。すんごく乱暴な例えだとは承知のうえで、山下美月をアメリカ、山本美月をヨーロッパ、山本リンダさんと日本だとしてみましょう。

山下美月ちゃんと山本美月ちゃんは似ています。二人とも可愛いし、オマケに顔の造作も似ています。そうです、日本人から見るとアメリカとヨーロッパは似ているところが多いので錯覚を生じます。マスコミもアメリカとヨーロッパを、ごちゃ混ぜに報道するので混乱します。そして、この二人のことばかり報道されと、ついつい自分んとこは山本リンダさんなんだ、ってこと忘れて根拠のない同一視を人間はしがちです。

アメリカもヨーロッパも確かに医療崩壊はしているし、厳密なstayhomeをしています。その理由は前コラムに掲載しています。

しかし、日本は待っても待っても医療崩壊とかしていません。こんな時に自国民を根拠のないガセネタで煽って怖がらせる輩はクズです。だって、慶應と京大の研修医が年度の打ち上げで数十人、この御時世に病院を離れられるぐらい病院内は緩々平常なわけですよ。研修医って病院内序列の最下位のペイペイですよ。医療崩壊の兆しがあれば一番こき使われて然るべきで、まとまって何十人が病院外で集まれるわけないでしょう。もちろん彼ら彼女らは一般の方々よりウイルスや免疫、それにPCRとか当然理解しています。ナメてはいけません、彼らは優秀です。優秀な彼らが余裕をカマせるぐらい、直近の日本の医療は安定しているのです、よ。

なるほど人種問題が激化するアメリカはヨーロッパとは異なる道筋を辿って、豊かな大地と300年かけて構築した虚構な経済を今後30年かけて潰していくでしょうし、ヨーロッパは独英を中心に10年かけて蘇る可能性はありますけれど。