ここまでのまとめ:表向きの中華人民共和國國家安全部(略称:MSS)ではなく、名称や所在すら秘された党主席直属の戦略組織があるとします。主席に忠誠を誓うこの頭脳集団は、主席の座主が替わるごとに信賞必罰をもって再編成されてきました。
初代の毛沢東主席の場合は、いくら創案しても毛主席独自のアイデアがすべてで、戦略分析をしてもしなくても殺される時は皆同じな恐怖政治でした。時代は巡り、世界の多様化と中国の資本主義化に際して彼らは重用され、今では主席に採択されるために、創案内容も過激になっています。
さて、白人には致死的だけどアジア人には害が少ないということで採用された新型コロナウイルスですが、上手く武漢から(僕はウイルス改変は他の場所でされ、武漢はオトリだと思っていますが)春節を利用して世界中にデリバリーされました。配達員であるツーリストたちが何時どこで何をしているからは、もちろん筒抜けで戦略組織から主席に報告されます。
武漢である程度の中国国民が死に、周到に準備された武漢封鎖も派手に実行されました。世界中のメディアが飛びつき、SNSでもガセネタや炎上が盛大に行われ、戦略チームは面目躍如です。
バトンは日本班にわたされ、指示したとおり日本が役割りを果たすか、その忠誠心を主席は見つめています。なにせ、中国発の騒動だと対外信頼度は低いので、世界中から信頼されている日本で空前絶後なインパクトを起こさねばなりません。
宗主国をアメリカから既に中国に変えた日本は、お国柄どおり実に綿密かつ丁寧な作戦を実行しました。ダイアモンドプリンセスは横浜に向かう途上で船内発症し、大黒ふ頭で2週間アメリカから度重なる命令が来ていたのにも関わらず、乗客乗員を解放せず、防護服を着ていた救急隊員や医師までもが感染し、人類史上初めて目に見えないウイルス感染を世界中に中継し、世界中を震撼させるという任務を日本は遂行しました。
創案した戦略通りかそれ以上かの勢いで、世界は経済を犠牲にしてでも中国にひれ伏し、訳も分からずロックダウンやマスクをします。須く韓国には意図的に検査数を最大限させ、日本にはオリンピックが控えてる名目を利用して検査数を少なくさせたところ、目覚ましくもアジアの藩国は検査をしてもしなくても死亡者数は増えず、世界の覇権は無慈悲にも太平洋をまたぎつつあります。